こんにちは、株式会社DELTAの広報です。 今回は、DELTAの「CTO booster」を導入いただいた、シリーズ累計ダウンロード数1900万超のスマートフォンアプリ「パズルde懸賞」シリーズなどを運営されているオーテ株式会社の事例をご紹介いたします。本記事では、オーテ株式会社 技術本部 アプリメディア開発部 川西真広様、株式会社DELTA エンジニアチームで本プロジェクトを担当した浜崎春哉とともに、AWS月間サーバー代約10%相当を削減した事例について、「CTO booster」の導入の背景や決め手、長期的な視点でのコスト最適化の利点などを振り返ります。 (以下、敬称略)
――まずは、御社のご紹介をお願いします。
川西:株式会社アイモバイルの子会社として、「パズルde懸賞シリーズ」をはじめとしたアプリの企画・開発・運営を行っています。最近では、ジオテクノロジーズ株式会社と共同で、ポイ活層に向けた新たな無料ゲームアプリ「トリマソリティア」の提供を開始するなど、サービス展開を拡大しています。その中で、私は主にサーバー周りの開発やインフラの保守などを担当しています。
――「CTO booster」を導入された背景と理由についてお聞かせください。
川西:「ジグソーde懸賞」をはじめとした複数のサービスを長期運営するなかで、事業の成長に合わせてインフラを拡張してきた結果、コスト構造が複雑化していました。社内でも継続的にコスト削減に取り組んでいましたが、日々の開発業務と並行して行う中で、専門的な視点からさらに最適化できる余地があるのではないかと考え、外部の知見を活用することにしました。
――「CTO booster」を選んでいただいた決め手は何でしょうか?
川西:我々にはないDELTAの知見と第三者視点から、コスト削減の余地があることを知れたことです。当初は自社内でもできる限りのことはやっていたつもりでしたが、導入前の「無料見積診断」で、まだまだ削減できるリソースがあることをご指摘いただきました。また成果報酬型なので、実際に削減できればその分のコストは将来的に減らすことができるので、料金面からもメリットを感じて導入を決定しました。
浜崎:導入前にオーテ株式会社様から、これまで自社内で取り組まれていた施策の一覧をご提供いただき、それを踏まえて「無料見積診断」を実施しました。その結果、すでに非常に丁寧にコスト最適化が行われており、とても健全な状態であることが分かりました。大幅なコスト削減の余地は限られていましたが、それでも「少しでもコストを下げ、より健全な状態にしたい」という想いを持たれ、DELTAという外部の視点を積極的に活用いただけた点は、私たちにとっても非常に有難く感じました。
――結果的には、どのくらいのコスト削減を実現できましたか?
川西:月額約10%の削減を実現しました。
――本プロジェクトではどのようなポイントを意識して、施策に取り組みましたか?
浜崎:他プロジェクトと同様に「ちょっとでも下げられるところは下げていく」という想いをもっていました。まずはマクロの視点から大幅に削減できるポイントを探しましたが、すでに自社内で細やかにメンテナンスされていたので、よりミクロな視点から「使っていないものを消していく」という方向性で調査を進めました。その中で、日々データが溜まっていくような、なかなか意識が行き届かない部分、金額が小さくても日々コストが積み重なってしまうような部分を施策としてご提案させていただきました。
――当初の期待値と比較して、いかがでしたか?
川西:自社内では発見できなかった無駄なコストに気が付けたことは、実際の削減金額以上の価値があったように思います。特にデータベースのバックアップは複数の方式で取得していましたが、保存方式が差分保存なので実データサイズよりはコストがそこまで嵩まない認識でしたので、ここまでコストが肥大化するとは想定していませんでした。しかし、長年の運用で”塵も積もれば…”で大きなコストに膨らんでいたことには驚きました。今回のご指摘がなければ、今後さらに膨らみ続けるところでしたが、我々だけでは気づきにくい無駄を削減でき、将来的な損失を回避することができました。
――実際に作業を進めていく上で、苦労した点はありますか?
川西:調査から提案、施策の実行までをDELTAが主導して進めていただき、 我々は提案内容の確認と承認に注力することができましたので、特に大変なことはありませんでした。
――最後に、「CTO booster」を実際に導入されてみて、どのようなポイントが他企業や開発者の方々におすすめできると思いますか?
川西:メリットは第三者視点です。自社内ではどうしても偏った視点になってしまい、“社内だけでは見つけられない無駄”が発生してしまうと思います。今回のプロジェクトにおいても、実績として社内だけでは発見できなかったコストの削減に成功しました。また成果報酬型だからこそ余計な費用を負担することなく、健康診断的に利用できるのも大きな魅力だと思います。 特に自社サービスを抱えている企業さん、開発メンバーも大所帯ではなくコア業務に集中したい企業さんや効率的なリソース配分を重視する企業さんなど、コスト削減に注力する余力が少ない企業さんであれば、「CTO booster」の導入で大きな成果が得られるのではないでしょうか。
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