こんにちは、株式会社DELTAの広報です。
今回はDELTAの「CTO booster」を導入いただいた、健康管理アプリ「FiNC」などを提供されている株式会社FiNC Technologies様の事例をご紹介いたします。本記事では、株式会社FiNC Technologies 執行役員 CTO 坂井 俊介様、株式会社DELTA エンジニアチームで本プロジェクトを担当した山田尚人とともに、AWS月間サーバー代月額約60万円相当を削減した事例について、導入の背景や決め手、アプリケーションにも踏み込んだ施策内容などを振り返ります。 (以下、敬称略)
――まずは、御社のご紹介をお願いします。
坂井:株式会社FiNC Technologiesは、健康管理アプリ「FiNC」や体組成計「FiNCオリジナル体組成計」など健康維持促進のソリューションを提供しています。一般消費者はもちろん、近年では法人向け健康管理・健康経営支援サービスの「FiNC for BUSINESS」にも注力しています。 その中で、CTOとしてSRE業務を推進しており、自身でもサーバーサイドのアーキテクチャの管理を行いながら、インフラ基盤は外注(業務委託)も活用してマネジメントを行うなど、社内のIT全般を管掌しています。
――「CTO booster」を導入された背景と理由についてお聞かせください。
坂井:社内でも取り組んでいましたが、調査に多くの工数を要する部分や高度な技術については自社だけでは対応しきれず、もどかしさを感じていました。そんな折にイベントで「CTO booster」を紹介いただき、それまで着手できなかったコスト最適化の深部にまで、プロ目線から迅速に対応いただけることに価値を感じました。
――「CTO booster」を選んでいただいた決め手は何でしょうか?
坂井:一般に外注によるコスト削減では弊社サービスを理解してもらうためのコミュニケーションコストが発生します。しかし、DELTAはアプリケーションのコードを基に精度の高い仮説を立て、実例を交えながら提案を行っていただくなど、非常にスムーズに連携が取れました。そのように、弊社の意図や想いも汲み取って主体的にコミュニケーションをしていただける姿勢に魅力を感じました。 さらに成果報酬型の料金体系も大きな決め手でした。時間課金制では、初期投資に対する成果を綿密に見積もる必要があり、経営陣からも「本当にコストに見合った成果が出るのか?」と問われることが多くなります。一方、成果報酬型は実質的なリスクを負わずに実行できるので、社内の納得感も強く、稟議もスムーズに通りました。
――結果的には、どのくらいのコスト削減を実現できましたか?
坂井:月額約60万円の削減に成功しました。
――どのようなポイントを意識して施策を実施しましたか?
山田:マネージャーの立場から、難易度の高いプロジェクトだと感じていました。通常はインフラ側の改善が中心ですが、調査を進める中でアプリケーションに起因するコストが大きいことに気がつきました。そこで、DELTAの担当者がソースコードを確認し、現状の設定を把握したうえで、仮説検証を繰り返しました。またコード変更が伴う施策ではコスト削減効果やリスクを事前に協議し「この範囲なら実施可能」とコンセンサスを取るなど、安全性を担保しながら実行しました。
坂井:最適な落としどころを提案くださる柔軟性も非常に心強かったです。当初、「Parameter Store」へのアクセス頻度が非常に高く、一部データを「DynamoDB」に移行してアクセス回数に対してのコストを抑える施策をご提案いただきました。しかし、移行工数が大きくすぐには着手できなかったところ、アクセス集中の原因を調査し、施策を柔軟に変更していただきました。
――当初の期待値と比較して、いかがでしたか?
坂井:もともと社内でもコスト削減に取り組んでいたため、正直なところ大幅な削減は期待していませんでした。しかし、アプリケーション側にも本格的に手を入れていただいたことで、眠っていた“削減余地”を掘り起こし、大きな成果につながりました。特に「Amazon CloudWatch」や「Amazon SQS」など、コストが高いことは認識しつつも具体的な改善策が見つかっていなかった領域を、ドラスティックにスリム化できた点は非常に嬉しかったです。さらに、コスト削減によるトレードオフとして懸念していた「柔軟性の低下」や「面倒な作業」が発生しなかったことも、大きなメリットでした。 ――実際に作業を進めていく上で、苦労した点はありますか?
坂井:当初の打ち合わせでは、独自構築でカスタマイズ性の強い施策を数多くご提案いただいていましたが、弊社側の運用方針と相いれず「ほとんど実行できないのでは」という不安感がありました。しかし、その後、会話の中で提案の精度も高まり安心してお任せすることができました。フレキシブルにお互いの落としどころを見つけられて良かったです。
山田:成果報酬ではありながらも、お客様の運用を第一に考えたコスト最適化を目指しています。特に初期の段階では可能性として様々な施策をご提案しますが、運用面などを考慮し別の方法の検討や、施策自体の転換も柔軟に対応いたします。
――「CTO booster」について、改善点などあれば率直にお聞かせください。
坂井:パッと思い当たることはないのですが…。発注側としては進捗の可視化があるとより良いと感じました。本プロジェクトでもスケジュール表を基に各施策の進捗状況をご報告いただいていましたが、さらにグラフなどで進捗度がビジュアル化されていると、社内の経営陣への説明にも活用しやすく、発注側の管理コストもより抑えられるのでは、と思いました。
――最後に、「CTO booster」を実際に導入されてみて、どのようなポイントが他企業や開発者の方々におすすめできると思いますか?
坂井:AWSの中~上級者にとっては「痒いところに手が届く」サービスであることが大きな魅力です。コスト削減の方向性は理解していても、具体的にどのように実行すればよいのか分からないケースは少なくありません。各企業のエンジニアが本業の傍らで時間を割いてインフラ改善に取り組むよりも、多くのパターンを経験してきたプロフェッショナルに外注した方が効率的です。さらに、多様な事例を DELTA のノウハウとして集約できれば、業界全体にとっても非常に有意義だと思います。 一方で、AWSやSRE業務にあまり詳しくない方にとっても、分かりやすいステップから進められる点は大きな魅力です。特に、インフラ環境構築の初期段階から効率的な設計について DELTA に相談できるサービスがあると、さらに心強いのではと感じました。
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